日本口腔インプラント学会とは?
インプラントの歯科医院を探していると、「日本口腔インプラント学会」という文字を目にすることがあるかと思います。歯科医師の経歴に、日本口腔インプラント学会の専修医や専門医などの記載がある場合は、その道のプロフェッショナルであることを意味します。今回はそんな日本口腔インプラント学会について、関デンタルオフィスがかんたんに解説します。
日本における代表的なインプラントの学会
インプラントに関係した学会は、世界中にたくさん存在しています。最も有名なのは「国際インプラント学会(ICOI)で、本部はアメリカにあり、日本を含めた支部は70ヶ国以上に存在しています。その他、国際口腔インプラント学会(ISOI)や日本顎顔面インプラント学会などがありますが、日本における代表はやはり「日本口腔インプラント学会」といえるでしょう。会員数は1万を超え、実績や権威という観点でも日本を代表するインプラント学会といえます。
日本口腔インプラント学会の認定制度
日本口腔インプラント学会では、JSOI専修医・口腔インプラント専門医・口腔インプラント指導医といった資格の認定制度を設けています。これが冒頭でも述べた歯科医師の経歴に記載されることがあるインプラントの資格です。一定水準以上の技術や知識、経験を持ったインプラントの歯科医師を探すのであれば、少なくともJSOI専修医の資格を持っていることが望ましいです。
もちろん、日本口腔インプラント学会の専修医の資格があるからといって、インプラント治療を安全に受けられる保証にはなりませんが、インプラントに関する経歴がまったくない歯科医師と比較した場合は、信頼性が高くなります。ちなみに、関デンタルオフィスの院長は、日本口腔インプラント学会の専門医の資格を持っています。
専修医と専門医の違いは?
日本口腔インプラント学会の専修医は、正会員として2年以上在籍しており、インプラント治療に関する一定水準以上の知識や技術を有していなければ認定されません。一方、専門医は、正会員として5年以上在籍しており、なおかつ学会が主催する専門医試験に合格しなければ認定が得られないのです。
歯科衛生士や歯科技工士の資格もある?
実は、日本口腔インプラント学会が認定している資格は、歯科医師にかかわるものだけではなりません。歯科医院におけるコメディカルである歯科衛生士や歯科技工士の認定資格も存在しているのです。正確には「インプラント専門歯科衛生士」と「インプラント専門歯科技工士」と呼ばれるもので、日本口腔インプラント学会の正会員歴が2年以上かつ専門試験に合格しなければ認定が得られません。さすがにそこまでの情報をホームページ等に掲載している歯科医院はありませんが、ひとつのポイントとして着目しておきたいところです。
まとめ
今回は、日本口腔インプラント学会について、柏市の関デンタルオフィスが解説しました。歯列矯正を任せる歯医者選びで「日本矯正歯科学会」への所属や認定医資格の有無が重要となるように、インプラント治療においてもその点は注目すべきポイントといえます。柏市で日本口腔インプラント学会の専門医をお探しであれば、いつでも当院までご相談ください。関デンタルオフィスの院長は、インプラント治療の実績が豊富な歯医者さんです。