インプラント治療は怖いと言われるのはなぜ？
インプラント治療は、従来法では得られないメリットがたくさんあることから、治療後の感想や意見はポジティブなものが大半を占めます。一方、インプラント治療を受ける前は、ネガティブな意見をお持ちの方も比較的多いです。とくにインターネット上では「インプラント治療は怖い」という意見をよく目にします。そのためインプラント治療は怖いものと思い込んでいる方もいらっしゃることでしょう。今回はそんなインプラント治療が怖いと言われる理由について、関デンタルオフィスが詳しく解説をします。
インプラント治療は怖いと言われる3つの理由
インプラント治療は、以下に挙げる3つの理由から、世間的に怖いと思われているようです。
理由1：外科手術が必須
どんな治療でも外科手術を伴う場合は、怖いと感じますよね。とりわけデリケートな部分であるお口の手術となると、不安感も倍増することかと思います。インプラント治療は怖いという意見のほとんどは、外科手術への不安に由来していると言っても過言ではありません。
とはいえ、インプラント治療に伴う手術と言うのは、多くの人がイメージする典型的な手術とは少し異なります。どちらかというと、口腔外科で受ける親知らずの抜歯のようなスケールなので、当然ですが全身麻酔も入院も必要ありません。人工歯根であるインプラント体を埋め込む処置自体は、1本あたり15分程度で終わる比較的簡単な手術となっています。
理由2：医療事故や後遺症のリスク
かなり昔の話になりますが、インプラント治療には医療事故が起こった経緯があります。人が亡くなった医療事故だけに、そのインパクトは大きかったです。また、インプラント手術の際に、大切な神経を傷付けたりすると、感覚が鈍くなるなどの後遺症に悩まされる可能性もゼロではありません。そうしたトラブルが怖いという理由から、インプラント治療そのものが怖いと感じている人も少なくないようです。
インプラントを埋め込んでから10年経過しても、お口の中で正常に機能し続けているケースは90％を超えています。手術などで事故が起こらず、インプラント治療が成功しているケースはさらに多くなることでしょう。つまり、過去に合った事故は稀なケースであり、それが再び起こる可能性は極めて低いといえます。また、インプラントの技術は進歩していることから、安全性も年々上昇していくことでしょう。
理由3：先進医療への信頼性が低い
失った歯の治療法は、入れ歯・ブリッジが標準となっています。インプラントはあくまでオプションであり、先進医療というイメージが強いため、信頼性が低いと感じている方もいらっしゃることでしょう。
確かに、新しい医療技術には不安が伴います。それは歯科に限らずどの分野にも共通していえることです。ただ、あまり知られていないのですが、インプラントが歯科治療に日本で導入されてから、もうすでに40年以上が経過しています。その間、たくさんの実績が積まれ、知見も蓄積されてきたことから、インプラントの信頼性はもうすでに確立されているも言えます。補綴治療の第三の選択肢として、確固たる地位も築いています
まとめ
今回は、インプラント治療は怖いと言われる理由について、関デンタルオフィスが解説しました。インプラント治療では外科手術が必要で、医療事故が起こる可能性も伴いますが、医科で行われているさまざまな医療と大差はありません。インプラント治療だから特別危険ということもありませんので、過剰に不安を感じる必要もありませんよ。そんなインプラントの安全性についてもっと詳しく知りたいという方は、いつでも当院までご相談ください。
