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総入れ歯とオールオン4では顔貌に与える影響が違う?

すべての歯を失った、もしくは保存が不可能なケースでは、総入れ歯だけではなく、インプラント治療の「オールオン4」を選択することもできます。総入れ歯なら保険が適用されますし、外科手術も不要です。治療にかかる期間も短いことから、わざわざオールオン4を選ぶ必要性もないように感じるかもしれませんね。

ただ、オールオン4は、総入れ歯と大きく異なる点が多々あるため、自費診療にも関わらず選択する人は少なくありません。その理由のひとつに「顔貌に与える影響の違い」があります。今回はそんなオールオン4の数あるメリットの中で、顔貌への影響に焦点を当てて解説します。

補綴装置が顔貌に与える影響

詰め物や被せ物は、1本の歯を修復する装置であり、それ自体が顔貌に大きな影響を与えることはまずありません。一方、総入れ歯やオールオン4というのは、歯列全体を補う装置であることから、装着後の顔貌には少なからず変化が見られます。

総入れ歯による顔貌への影響

総入れ歯は、歯茎の部分である義歯床と人工歯で構成された装置です。口腔内には粘膜との吸着作用で固定するため、義歯床の部分はそれなりに大きくなります。とくに上顎の総入れ歯は粘膜を覆う範囲が広く、装着時に顔貌を変えてしまうことさえあるのです。おそらく、皆さんも総入れ歯を入れている人は何となく見た目でわかりますよね。多くのケースでは、総入れ歯によって老けた印象を与えてしまいます。それが嫌で総入れ歯ではなく、オールオン4を選択する方もいらっしゃるくらいです。

オールオン4による顔貌への影響

オールオン4は、4本のインプラントで総入れ歯様の上部構造を支えることができる治療法です。たった4本とはいえ、やはり顎の骨に根差した歯根があることは、補綴装置の見た目にも大きな影響を与えます。具体的には、オールオン4の上部構造はとても小さく、見た目も自然です。総入れ歯のような義歯床の部分がないため、治療したことに気づかれないほど、お口の中に調和します。しかも、装置が人工歯根でしっかりと固定されることから、会話や食事の時に外れるリスクもゼロに等しいです。顔貌への影響もプラスに働く要素しかないといえます。

若々しい見た目を維持したいのならオールオン4

すべての歯を失った治療法で、若々しい見た目を維持したいと望まれるのなら、間違いなく総入れ歯ではなくてオールオン4がおすすめといえます。その違いは実際の装置や症例の写真を見ていただくと一目瞭然です。もちろん、オールオン4には高い審美性以外にもたくさんのメリットがありますが、今回はあえて見た目の良さ、顔貌への影響に焦点を当てて解説させていただきました。入れ歯は人工臓器ともいえる重要な装置であり、一生涯使い続けていくものなので、見た目の良し悪しというのは極めて重要となります。

まとめ

今回は、補綴装置が顔貌に与える影響について、総入れ歯とインプラント治療のオールオン4を比較しながら解説しました。一般の方からすると総入れ歯もオールオン4の上部構造も同じように見えるかもしれませんが、実際はまったく別物です。それは今回解説させていただいた見た目だけでなく、機能性や耐久性、生体安全性においても異なります。そんなインプラント治療のオールオン4に関心のある方は、いつでもお気軽に関デンタルオフィスまでご相談ください。当院は、オールオン4の診療実績豊富な歯医者さんです。

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