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嘔吐反射がある人はインプラントがおすすめ

皆さんは、歯科治療中に「オエッ」と吐き気を催す嘔吐反射が出た経験はありませんか?歯科治療ではお口の中にさまざまな器具を入れるため、嘔吐反射が誘発される場面が比較的多いのですが、人によってはそれがちょっと刺激でも起こってしまう場合があります。今回はそんな嘔吐反射が強い人は、入れ歯よりもインプラントの方が向いているという点について、関デンタルオフィスがわかりやすく解説をします。

 

嘔吐反射ってどうして起こるの?

嘔吐反射は、お口の中の天井部分である口蓋(こうがい)や喉にあたる咽頭(いんとう)などに物理的な刺激が加わることで誘発されます。そうした反射自体は生理的な現象なので問題はありませんが、過剰に起こる場合は歯科治療に支障をきたします。今回のテーマでもある補綴装置の装着にも悪影響が及ぶこともあるでしょう。

総入れ歯は嘔吐反射が起こりやすい?

嘔吐反射が起こりやすい体質の人は、総入れ歯で苦労することが多くなるかもしれません。なぜなら、総入れ歯は装置が大きいだけでなく、口蓋全体を覆うような設計となっているからです。床の部分が長いと、咽頭付近まで刺激する場合があるため、嘔吐反射が強い人は要注意です。

オールオン4は嘔吐反射が起こりにくい

一方、補綴装置が小型で、郊外の部分も覆わない設計となっているオールオン4は、構造上、嘔吐反射が起こりにくくなっています。オールオン4の上部構造は、上の装置もU字型をしていて、どちらかというと部分入れ歯に近いような形をしています。固定式でもあるため、オールオン4で嘔吐反射が誘発されるということはまずないでしょう。

装置による違和感・異物感の違い

総入れ歯とオールオン4とでは、装置を装着した時の違和感や異物感にも大きな違いが見られます。総入れ歯を使った経験のある方なら、その違いをはっきりと実感できることでしょう。装置の大きさや厚み、着脱式か固定式かによって、装着感には雲泥の差が現れます。そうした装着感を総入れ歯とオールオン4とで比較した場合は、いうまでもなく後者の方に軍配が上がります。

オールオン4には外科手術がある

オールオン4は嘔吐反射が起こりにくく、装着感も良好な補綴装置ではありますが、外科手術が必須というデメリットを伴います。これは総入れ歯による治療にはないプロセスです。それが不安で比較的簡単に作れる総入れ歯を選択する方も少なくないことでしょう。確かに、外科手術にはさまざまなリスクを伴います。術中の感染や神経の損傷などが怖いという方もいらっしゃることでしょう。

そうした外科手術を伴う点に強い抵抗がある場合は、無理にオールオン4を選ぶ必要はありません。総入れ歯による治療も日常生活を送る上で不便のない程度まで、口腔機能を取り戻すことが可能だからです。いずれにせよ失った歯の治療法に迷ったら、お気軽に関デンタルオフィスまでご相談ください。当院ではどちらの治療法にも対応しておりますので、患者さんのお話を聞いた上で最善といえる方法をご提案できます。

まとめ

今回は、嘔吐反射がある人の補綴治療について、関デンタルオフィスが解説しました。すべての歯を失った場合の治療法としては、総入れ歯かオールオン4が選択肢として挙げられますが、嘔吐反射がある人には後者がおすすめです。オールオン4は固定式で装置が小さく、嘔吐反射を誘発しにくい点は、総入れ歯よりも確実に優れています。ただし、外科手術が必要であったり、費用が高額であったりするなど、いくつかのデメリットも伴うため、治療選択の際にはバランスよく考えることが大切といえます。

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