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インプラントが抜けた場合の
治療の選択肢は?

インプラント治療の多くには、10年保証が付きます。人工歯根を埋入して10年以内であれば、一定の条件を満たしたケースに限り、インプラントの再治療などを無償で受けられるサービスです。4~5年で装置の新製が必要となりやすい保険の入れ歯と比較すると、寿命の違いに驚かされますよね。ただ、インプラントも顎の骨の状態が悪かったり、治療後のケアが不十分であったりすると抜けてしまうこともあります。今回はインプラントが抜けた・外れた場合の治療の選択肢について、関デンタルオフィスが詳しく解説します。

 

人工歯根を再び埋め込む

人工歯根であるインプラント体が抜けた場合は、もう一度、顎の骨に埋め込むことができます。それが患者さまにとっても一番シンプルな治療法ですよね。インプラント体が抜けた原因や顎の骨の状態にもよりますが、外科手術を再度、行うことは可能です。冒頭でも述べた10年保証が適用されるケースも珍しくありません。

ブリッジ・入れ歯を入れる

インプラント体が抜け落ちた原因がインプラント周囲炎であったり、顎骨の状態不良であったりする場合は、再手術をするのは難しいです。そのままインプラント体を埋め直しても、顎の骨に定着しないことでしょう。そうしたケースでは、従来法のブリッジや入れ歯で再治療することとなります。ブリッジや入れ歯は、あくまで残った歯に装着するものなので、顎の骨の状態が悪かったとしても行えます。どちらが適した治療法であるかは、残存歯の状態によって変わります。

上部構造が取れた場合は?

上記の説明は、人工歯根に当たるインプラント体が顎の骨からすっぽりと抜けたケースを想定しています。抜けたのが人工歯に当たる上部構造である場合は、対処法がまったく変わります。なぜなら、インプラント治療において最も重要なのは人工歯根だからです。人工歯根が正常な状態であれば、上部構造は比較的かんたんに作り直せます。インプラント治療で2次手術が終わった時点まで戻れば良いのです。上部構造を作り直す上では、また型取りや装置の設計なども必要となりますが、人工歯根を一から埋め直すケースとは比較にならないほど早く終わります。

インプラントが抜ける・外れるのを防ぐ方法

人工歯根であるインプラント体が抜ける・外れることは、インプラント治療そのものの失敗を意味します。高いお金と長い時間を使って手に入れた人工歯+人工歯根を失ってしまうことになるため、インプラント体の脱落は予防するに越したことはありません。そこで是非とも意識していただきたいのが「歯周病予防」と「メンテナンスの継続」です。

インプラント体が脱落する主な原因は、インプラント周囲炎という歯周病です。インプラントは審美性も機能性も本物の歯に限りなく近い装置ではありますが、顎の骨との間に歯根膜が介在していません。そのため歯周病にかかりやすく、重症化もしやすいのです。また、人工物であるがゆえに、さまざまな部位に故障が生じるおそれがあります。インプラントは上部構造・アバットメント・人工歯根の3つで構成された装置であり、その中に一部にでも不具合が生じると大きなトラブルへと発展しかねないことから、定期検診も欠かさず受けるようにしましょう。

まとめ

今回は、インプラントが抜けた場合の治療の選択肢について、関デンタルオフィスが解説しました。どの方法が最善であるかはケースによって異なります。他院で抜けたインプラントの治療法に困っているという方は、お気軽に当院までご相談ください。

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